現在と昔のエネルギー資源まとめ

我々の人類が住む地球は、約46億年前に誕生したと言われています。そして、2021年の現在においては、昔に比べてさまざまなものが発達し、私達の暮らしは豊かになっています。発達したものはたくさんありますが、エネルギー資源もそのひとつです。今回は、昔と現在のエネルギー資源についてまとめましたので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

昔のエネルギー資源とは?

まずは昔のエネルギー資源について見ていきましょう。

 太陽光からはじまるエネルギー資源


人類が誕生したばかりの頃の主なエネルギー資源は太陽光です。植物が太陽光を浴びることで、デンプンなどの栄養分を作ります。それを食べることで、人類や動物は必要なエネルギーを吸収してきました。

現在、“太陽光発電”という言葉があるように、太陽光が電力を作っています。しかし、昔は植物が光合成をするため使われたエネルギー資源だったのです。そして、それが地球上にはじめて登場したエネルギー資源になります。

 火の発見で人類の生活は一変する


太陽光の次に主なエネルギー資源となったのが“火”です。元々、人類は太陽光のみで生活をしてきました。しかし、落雷による山火事や火山活動によって火を発見するのです。人類は火というエネルギー資源を覚え、太陽光と火を使うようになりました。

火の発見により、下記のようなことができるようになったのです。

・食べ物を煮たり焼いたりできるようになった。
・“たいまつ”や“焚き火”などを活用し、夜でも明るい環境で生活できるようになった。
・焚き火などを活用して寒い季節も暖かく過ごせるようになった。

火の発見により、人類は必要最低限の生活ではなく、快適に過ごせられるようになったのです。これにより、生活は一変しましたし、火は人類にとって必要不可欠なエネルギー資源となりました。

また、火の発見で人類はたくさんのエネルギーを活用するようになります。例えば、馬です。馬に乗って移動することで、移動の負担を和らげることができました。また、移動手段としてだけでなく、田畑を耕す際にも馬は活用されていたのです。

その他にも、水車や風車を使うようになりました。これを利用することで、我々が生活するために必要な水を便利に汲み上げることができるようになったのです。このように、さまざまなエネルギーを用いたことで、文明開化や都市形成へと繋がっていきます。

現在のエネルギー資源について知ろう

そして、現在わたしたちが利用するエネルギー資源はさらなる飛躍を遂げて、とても便利に生活できるようになっています。現代の代表的なエネルギー資源は化石燃料です。化石燃料は石炭や石油、天然ガスのことになります。特に石油は私達の生活の身近なところにあり、生活をする上で欠かすことができないエネルギー資源です。

また、化石燃料だけでなく、風力発電や水力発電なども使われるようになりました。これを利用することで、火力発電の利用率を下げて二酸化炭素の発生を抑えることができます。ただ発電を行うのではなく、地球のことを考えた発電ができるようになったといえるでしょう。

このように、エネルギー資源は昔に比べて大きく変化しましたが、日本のエネルギー自給率は非常に低いことをご存知ですか。例えば、原油は海外に99.7%依存しています。また、石炭は99.5%、液化天然ガスは97.7%の依存率です。原油やLNG(液化天然ガス)、石炭はエネルギー供給構成の8割以上を占めるため、日本のエネルギー自給率の低さは国内で懸念されています。

まとめ

今回は、エネルギー資源の現在と昔というテーマでご紹介していきました。昔は太陽光と火が主な資源として使われ、そして現在は石炭や石油、LNGが主に利用されているエネルギー資源です。現在と昔を比較することで、エネルギー資源が大きく変化したことがわかるでしょう。

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