2021年5月10日には金属スクラップの相場が全体的に大幅に上昇しました。
銅スクラップでいえば、10万円の上げにより、建値価格がトン118万円となっております。
過去の相場上昇と盗難の増える割合はある程度比例しており、2005年の1年間で5000件以上・数十億円の被害が発表されています。
そもそも、盗難した物(スクラップ)などが、どうやって現金化されているのかについて。一般的に金属の買受をする際に「古物商」及び「金属屑商」の許認可が必要になりますが、この許認可の取得難易度は低く、基本的に誰でも取得することが可能です。※岐阜県など、一部の都道府県では「使用済み金属屑商許可」という条例がある場合もあります。「古物商」及び「金属屑商」で事業を行う際、本来は身分確認やコピー、古物台帳などが必要になってはいますが、実際スクラップ業者へもっていく際に求められたことは少ないと思います。
金属スクラップ図鑑から引用:金属相場の上昇で金属の盗難が増えている
コメント